木おけいっぱいの大根を足で踏み固め漬け込む雲水=28日、福井県永平寺町の曹洞宗大本山永平寺

 曹洞宗大本山永平寺(福井県永平寺)で28日、この時季恒例のたくあん漬けが行われた。蔵の中で、雲水たちが約2千本の干し大根を木おけにびっしり敷き詰めていった。

 雲水や寺の宿泊者の食事で提供されるたくあんの漬け込みは修行の一つ。少子化などの影響で近年、雲水が少なくなり、一時1万本ほど漬け込んでいた本数は年々減少しているという。それでも今年は昨年並みの本数となった。

 午前8時ごろから漬物を貯蔵する香菜蔵(きょうさいぐら)で雲水ら15人が作業を始め、木おけに同県あわら市産の干し大根と、塩や唐辛子などを混ぜたぬかを交互に敷き詰めていった。足袋を履いた雲水は干し大根を足で踏み固め、木おけにすき間なく漬け込んでいた。来春には食べ頃を迎える。

 
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