日ごろ、男性新入社員の身だしなみで気になることは?

 就活で成功を収めるポイントの一つが清潔感ある身だしなみ。福井工大(福井市)はこのほど、男性化粧品メーカーのマンダム(東京)と共同で、3年の男子学生を対象にした「身だしなみセミナー」を同大で開いた。約500人が、第一印象を左右する髪、肌、体臭についての基礎知識を学んだ。

 ■刈り上げ小さめに

 男子がまず気になるのは髪形。講師を務めたマンダムの片岡東さん(37)は「就活では短髪が大前提」と強調。前髪や襟足が長いと「遊んでいそう」「責任感がなさそう」といった印象を与えてしまうという。

 若者の間では近年、上の方の髪は長めにして、サイドを刈り上げる「ツーブロック」というヘアスタイルが流行している。片岡さんは「NGではないが、刈り上げをやり過ぎると『学生気分が抜けていない』『芸能人気取り』といった印象を面接官に与えてしまう。刈り上げ部分は小さめに」とアドバイスした。

 ワックスなどでヘアスタイルを作り込み過ぎるのもあまり良くない。マンダムは、お辞儀をするたびに前髪が乱れるのを防ぐため、ヘアスプレーや自然な感じで髪の毛をまとめられる整髪剤を薦める。

 ■肌荒れ注意

 男子は女子に比べスキンケアへの関心は低いが、ニキビ肌やくすみのある肌は生活が乱れている印象を与え、面接でマイナス材料だ。

 男子は日常的に化粧をしないので外気や紫外線の影響を受けやすく、女子に比べて皮脂分泌量が多いため、額から鼻にかけての「Tゾーン」がテカテカしがち。顎の周辺はひげそりのダメージを受け、カサカサになってしまう。「テカテカとカサカサを放置しておくと肌荒れやくすみ、しみにつながる。男子こそスキンケアが必要」(片岡さん)。

 スキンケアの基本は毎日の洗顔。マンダムによると、30~35度程度のぬるま湯で洗うことが重要。温度が高いと皮脂を除去しすぎて肌が荒れ、冷たい水だと洗浄力が落ちる。洗顔ソープをしっかり泡立てて、すすぎは10回以上。洗顔後にはローションや乳液で保湿ケアを行うとよい。

 就活で日中に動き回っているときは洗顔できないのでフェイシャルペーパーを携帯するのがお薦め。面接前にTゾーンを拭くとテカテカ感が消えて印象が良くなるそうだ。

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