前回、ストーリーを意識した習慣をご案内してまいりました。今回は、これから演者さんとして学会に舞台での発表発信する機会をいだかれている方へ向けた内容です。具体的な発表について書いていきましょう。すでに、演者さんとして舞台にあがられている方もどうぞご覧くださいね。

 わかりやすい伝え方をされていられる演者さんといえば、あなたは誰を思い出されるでしょうか。こういったレッスンをこなすためには、入念な下拵えから始まりますね。私の場合は、ます作成するのは、資料づくりからはじまります。この資料づくりとは、起案とされるものです。集ってくれた方々がどんな内容を知りたいのかを確認するためのブックガイドのようなものです。

 こちらは、お配りするための資料づくりではありません。

1.日程
2.テーマ
3.各項目ごとの説明内容
4.ホワイトボード・用紙を使った説明ポイント
5.出典参考資料
6.配布資料と時期に応じたハンドアウト
7.スケジュール

 描き方は、自由です。文字と一緒にイラストをかいたり、写真や動画を並べてみたりしてどのような形式にするとはいってくるのかを考えてみるとわかりやすいかと思いますよ。そのあとは、実際に、当日にレッスンを重ねながら、必要な項目を上書きしてたし算したり、引き算したりしていくのが私の方法です。

 このようにしてゆくと、同じことを繰り返しているようですが、体系的に整理整頓がされて効果的なものに仕上がってくるわけです。そして、このブックガイドはオリジナルレシピとなった状態からはじめてハンドアウトとしてお渡しできるという状態なんですよ。

 わかりやすいといえば、簡潔にまとめられたものでして、できればコンピュータなどを使って、書体や文字の大小に変化をつけてつくれる工夫が大切です。ここが凄くポイントでして、ただただ、資料に今回の内容が記載されているだけでは読書の時間に変身してしまうようです。

 その一方で、わかりにくいといえばいかがでしょうか。

 例えば、『五大栄養素』という単語がありますね。こちらの5文字を空欄にしてしまう資料づくりのポイントは、いちいち特徴的な食べ物とか種類とか、食べた事もなかった食品であった場合、調べて聞いて見てと効果的ではないようなんですね。それでも、資料づくりの段階で『五大栄養素』にふれてつくっておけば、レシピに集中することができますよという感じです。重要なのは決まっている時間内に効率よく身につけることができた、わかったよ の景色。

 多目につくってしまった場合には、ご自身用とお配りする用にわけておくと良いでしょう。効果的な演者さんをみつけることができたら、目標設定をしていただいて『一歩先行く』『ホンモノの』『クオリティの高い』具体的な資料づくりから始めてみますと、得意な分野と苦手な分野が知れてきますので、チカラをいれてみたい分野と習得しなければならない分野とをフィードバックしてみてくださいね。

 このように、軌道修正を行いながら、これからの長期的な展望を手元においておく演者さんご自身用のブックガイドと、ともにこれから舞台にあがる演者さんへお配りするハンドアウトとを具体的に資料づくりを作成されてみることをオススメして今回は締めくくっておきますね。

 どうぞ、プロセスも大事にして楽しい発表会に仕上げてください。

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