笠松泰洋さん

 全てのアスリートに熱いエール―。22日に概要が決まった福井しあわせ元気国体、福井しあわせ元気大会(全国障害者スポーツ大会=障スポ)の開会式の式典演技は、スポーツの魅力と国体・障スポの融合を発信する。チアダンスの全米選手権5連覇中の福井商高チアリーダー部「JETS」をはじめ、年齢、性別、障害の有無を越えて、さまざまな県民による「歓迎の舞い」で両大会を盛り上げる。

 「アスリートたちへ贈る賛歌」がタイトルの式典演技には、五つのシーンがある。国体は約1800人が約30分、障スポは約1200人が約15分間にわたり、福井らしさをちりばめた音楽や語り、映像と多様なダンスを繰り広げる。

 シーン1は、福井県の魅力を3世代家族が紹介する。ふくい車いすダンススポーツクラブなど障害のある人が参加している団体も出演し、幸せと元気の源を表現する。シーン2は、仁愛女子高ダンス部や県内のバレエ教室生らが、全国から集まった選手らが交流する様子や歓迎の心を群舞で伝える。

 シーン3は、北陸高ダンス部などに恐竜も加わり、スポーツの醍醐味(だいごみ)と選手の熱い思いをリズミカルな演奏とパフォーマンスに込める。シーン4は、JETSをはじめ、県内のチアダンスチームを中心に、各競技に挑む選手を鼓舞する。全出演者と観客が一体となった大会公式ダンス「はぴねすダンス」でフィナーレを輝かせる。

 式典演技の伴奏曲は、作曲家笠松泰洋さん=福井市出身=が作編曲し、プロダンスグループ「コンドルズ」のメインダンサー藤田善宏さん=同=が振り付けを監修する。

 両大会の開会式の歓迎県民イベント、閉会式の県民参加イベントには、勝山市の勝山左義長まつり、小浜市の放生祭(ほうぜまつり)など県内各地域の祭りで活動する団体や、県の公募に応じた民謡やヨサコイなどの団体が出演する。

 式典で使われるファンファーレや入退場時の行進曲などは、作曲家堀田庸元(よういち)さん=あわら市出身=が作編曲を手掛ける。武生商高、北陸高の吹奏楽部と県警音楽隊が演奏し、県内11高校の生徒らの合唱隊が歌い上げる。場内アナウンスや大会旗の掲揚役、プラカード担当者などでも高校生や特別支援学校生、ボーイスカウト、ガールスカウトが活躍する。

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