紅葉で色づく境内で雪囲いを取り付ける雲水ら=21日、福井県永平寺町の曹洞宗大本山永平寺

 曹洞宗大本山永平寺(福井県永平寺町)で21日、雪囲いの取り付けが始まった。雲水らは紅葉で色づく境内で高さ約2メートル50センチある竹簀(たけす)で伽藍(がらん)を覆い、本格的な冬に備えた。

 雪囲いは作務(さむ)と呼ばれる禅の修行の一環。澄んだ青空が広がる厳しい寒さの中、作務衣(さむえ)姿の雲水約30人が倉庫から竹簀を運び出し、一般の法要を営む祠堂(しどう)殿から取り付けを始めた。事前に組まれた丸太に上り、声を掛け合いながら竹簀を引き上げ、ひもで固定していった。

 境内ではモミジが紅葉のピークを迎え、参拝客らは美しい風景の中で行われる作業に足を止めて見入っていた。

 600枚の竹簀は今月中に取り付けを終える予定。

 
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