初公開された日本最古のヨロイ竜の歯化石(手前)と10倍に拡大した模型などが並ぶ企画展=17日、福井県勝山市の福井県立恐竜博物館

 福井県勝山市の福井県立恐竜博物館の秋冬企画展「鎧をまとった恐竜たち」が17日、同博物館で始まった。今夏に同市北谷町杉山の約1億2千万年前の手取層群北谷層で発見された国内最古のヨロイ竜の歯化石2点を初公開しているほか、世界各地で発掘されたヨロイ竜の骨格標本や足跡化石など計約50点を紹介している。来年1月21日まで。

 ヨロイ竜はジュラ紀後期(約1億6千万年前)から白亜紀末期(約6600万年前)まで北米やアジア、ヨーロッパに分布した草食恐竜。肉食恐竜から身を守るため頭から尾まで硬い装甲板で覆われている。勝山市ではこれまでに足跡化石が発掘されていた。

 会場には今夏発掘された歯化石のほか、CTスキャンで立体的に読み取り10倍の大きさに拡大した同化石の模型が並ぶ。子どもたちはガラスケースに顔を近づけ「上の方がギザギザしている」などと興味津々の様子だった。

 そのほか、同博物館が所蔵するヨロイ竜類ノドサウルス科「アニマンタルクス・ラマルジョネシ」(米国)など3体の全身骨格も展示。同科の大腿骨(だいたいこつ)や上腕骨の化石などもある。

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