福井県が「空の玄関口」と位置付ける小松空港=2015年6月、石川県小松市

 台湾の格安航空会社(LCC)が、石川県の小松空港と台北を結ぶ路線を開設する準備を進めていることが17日、関係者への取材で分かった。来年1月18日から、週2便で運航する計画。台湾人観光客は福井県に多く訪れており、「福井の空港」と位置づけられる小松空港の路線拡大が実現すれば、さらなる誘客の弾みになる。

 関係者によると、準備を進めているのは中華航空傘下のタイガーエア台湾。関係機関と協議を進めており、国土交通省に今後、就航認可を申請する。LCCが小松空港に乗り入れるのは初めて。

 小松―台北便は現在、台湾のエバー航空が就航している。毎日運航の時期もあったが、今年6月からは週5便体制となっている。タイガーエア台湾は、エバー便と重ならない木曜日と日曜日に往復する計画を立てているもようだ。

 タイガーエア台湾は、台北と日本を結ぶ9路線を開設しており、福井県の近隣では関西国際空港、中部国際空港便がある。出発日や荷物の量などにもよるが、運賃が片道1万円を切る場合もある。

 2017年1~6月に福井県で宿泊した外国人のうち、台湾人の割合は43%を占めており、福井県広域誘客課の担当者は「小松―台北間の毎日運航は、魅力的な誘客ツールで福井にとってプラスだ」と話す。別の関係者は「関西空港から入国し、小松空港から出国するルートなど、ツアーの幅が広がるだろう」と期待を寄せている。

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