キャセイパシフィック航空のラウ企画部長(中央)に定期便就航を要望した斉藤新緑福井県議(左)と福村章石川県議=15日、香港の同社本社

 小松空港(石川県小松市)の国際化を推進する福井、石川両県議会それぞれの議員連盟「小松空港国際化推進議連」は15日、香港の航空大手キャセイパシフィック航空を訪れ、小松―香港間の定期便就航を働き掛けた。同社のラビニア・ラウ企画部長は、今年の春と秋に運航した同区間のチャーター便が好評だったことから、来春は前年同期比4便増の26便での運航と、旅客機の大型化を検討していると説明し、定期便就航への期待が高まった。

 小松―香港間のチャーター便は、同社の子会社キャセイドラゴン航空が今年4~6月に22便、9~10月に9便の計31便を運航した。平均搭乗率は約99%で、同議連はこの実績を定期便就航につなげたい考え。訪問団は両県の約30人で、勝木健俊県観光連盟会長ら福井県への誘客を推進する一行も合流した。キャセイパシフィック航空側は、約10人が対応した。

 ラウ部長は「(チャーター便は)反響が大きかったため、便数を増やす方向で考えている。福井、石川への誘客を増やし、定期便につながれば良い」と話し、実現に向けては福井、石川両県の協力も必要とした。訪問団長の福村章・石川県議、副団長の斉藤新緑・福井県議は今年のチャーター便運航についての感謝を述べ「採算は必ず取れる。早く定期便就航を決めてほしい」などと訴えた。福井、石川両県の観光地としての魅力も説明した。

 両県の議連はこの日、香港の日本総領事館も訪れ、松田邦紀大使(福井市出身)に小松―香港間の定期便就航への協力を呼び掛けた。

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