車椅子に乗って競技に挑戦する生徒ら=2日、大野市開成中

 2020年東京五輪・パラリンピックを控え、車椅子バスケットボールを通して人権の大切さを学ぶ教室が2日、福井県大野市開成中であった。1年生約80人は、競技用車椅子の扱いに戸惑いながらも、「いつもより楽しい」とはつらつとコートを走り回っていた。

 日本経済団体連合会や商工会議所などでつくる「オリンピック・パラリンピック等経済界協議会」が全国各地で開いている。東海・北陸地方では初開催で、福井地方法務局などと企画。県車椅子バスケットボールクラブの加藤佳嗣代表ら4人を講師に招いた。

 生徒たちは競技用車椅子に乗って前進やシュートを練習。加藤代表らのデモンストレーション試合を手本にゲームに臨んだ。上半身だけで投じるシュートで、なかなかボールが届かない生徒も。次第に慣れ、パスをつないで得点すると大きな歓声が上がった。

 18年の福井しあわせ元気大会では勝山市で同競技が行われる。入澤蓮太さんは「ボールを投げるのが難しかったけれど、スピード感があって楽しかった。福井大会では選手を応援したい」と汗を拭っていた。

 

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