【10年前のきょう・2007年11月16日】文化審議会(石沢良昭会長)は十六日、福井市免鳥町の「免鳥長山古墳」(五世紀前半)を国の史跡に指定するよう渡海紀三朗文部科学相に答申した。福井平野を治めた大首長の墓とされ、当時の「越の国」を知る上で貴重な古墳。これで県内の国指定史跡は計二十三件となり、このうち古墳は十一件目。

 同古墳は日本海に面した丘陵部にあり、一九九○年、ゴルフ場建設(後に中止)に伴う調査で発見された。市教委は二○○○年度に調査を開始。全長九○・五メートル、墳丘を二段に築き、表面を石で覆い、埴輪(はにわ)を並べた「帆立(ほたて)貝形前方後円墳」であることが分かった。後円部には二カ所の「造り出し」が付いていた。福井市内最大の古墳で、「越前の王」の墓とみられている。

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