男性が倒れていた現場付近を調べる福井県警坂井署員ら=13日午後10時55分ごろ、福井県坂井市春江町下小森

 福井県坂井市内の県道で13日夜に起きたひき逃げ死亡事件で、坂井署は14日、自動車運転処罰法違反(過失致死)とひき逃げの疑いで福井市、会社員新岡尚容疑者(40)を逮捕した。同署によると「硬い物に衝突したと思った」と容疑を一部否認している。

 ⇒男性死亡ひき逃げか、車の破片散乱

 逮捕容疑は13日午後8時25分ごろ、坂井市春江町下小森の県道で乗用車を運転し、道路を歩いて横断していた同市、無職寺前勝二さん(75)をはね、救護せず逃走し脳挫傷で死亡させた疑い。

 同署によると、南進横断していた寺前さんが、西進中の新岡容疑者の乗用車の左前部にはねられ、道路脇に転倒した。

 事故時に対向車線を車で通った男性が「バーン」という音を聞き、110番通報した。男性の車のドライブレコーダーに写っていた黒い乗用車や、現場に残された車の部品から同署が捜査していた。

 14日午前、新聞で事件を知った新岡容疑者が会社の上司とあわら署に出頭し、坂井署で調べていた。

 同容疑者はあわら市内で仕事を終えて自宅に帰る途中で、寺前さんは散歩中だった。

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