本番の撮影に向けて指導する児玉宜久監督(右)と主演の横澤夏子さん=14日、福井県勝山市のえちぜん鉄道勝山駅

 えちぜん鉄道の女性アテンダント(客室乗務員)を主人公に古里や家族愛を描く映画「ローカル線ガールズ~私、故郷に帰ってきました」の撮影が14日、福井県勝山市などで始まった。主演を務めるタレントの横澤夏子さんら俳優陣4人が現地入り。スタッフ約20人が慌ただしく動き回る中、「カットー」「オーケー」などの大きな声が響き、緊張感が漂っていた。

 初日は、勝山市のえち鉄勝山駅や福井市のJR福井駅周辺などで撮影した。横澤さんは、えち鉄福井駅発の臨時列車内での撮影をこなしながら勝山入り。勝山駅では、長山藍子さんに代わり元勝山芸者を演じることになった、女優松原智恵子さんと会話する場面などを撮った。

 テレビでは笑顔を絶やさない横澤さんも、監督の「よーい、スタート」やカチンコの音が響くと真剣な表情に。初の主演映画に緊張した表情を見せつつも「福井弁のなまりが穏やか。ほんわかしていて和む」と話していた。

 撮影は12月4日まで、主にえち鉄や勝山市本町周辺で行われる。同市の白山平泉寺や来年2月の勝山左義長まつりのほか、東尋坊やあわら温泉街、丸岡城など沿線観光地でも撮影する予定。主人公の兄役を務める緒形直人さん、えち鉄社長役の笹野高史さんらも順次福井入りする。公開は来秋の予定。

 勝山市は市内での撮影のエキストラを募っている。日程と内容は▽12月3日 勝山左義長まつり再現シーンの観客役▽同4日 主人公友人の披露宴シーン(20~50代男女)。申し込みは市観光政策課=電話0779(88)8117。
 

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