デモ走行するパナソニックの自動運転車両=13日、福井県永平寺町諏訪間

 パナソニックは13日、福井県永平寺町や福井県が計画する町遊歩道「永平寺参ろーど」(全長約6キロ)を使った自動運転車の実証実験に参画すると発表した。産業技術総合研究所が実施主体となる実験とは別に、同社が独自に開発を進めてきた技術を検証し安全性の確立を目指す。実験は2019年3月まで。

 産総研、ヤマハ発動機などの事業グループは12月の実験着手に向け準備を進めており、今後、二つの事業体が同一ルートで実験を進めることになる。

 パナソニックはGPSやレーザー、車載カメラを組み合わせた技術を得意とし、地面に敷設した電磁誘導線に沿って車両を動かす産総研グループとは走行技術が異なる。

 同社はデジタル家電分野で培った画像処理技術を生かし製作した小型電気自動車(EV)を開発済みで、25年までの実用化を目指す。車両は全長2・5メートルの2人乗りで最高時速は100キロ。

 永平寺町には10月、EV車2台を持ち込み準備を開始。▽自車位置測位▽車載カメラの動作▽障害物を回避する制動▽クラウドサーバーを使った車両管制システム―などの検証を1・4キロの区間(東古市~諏訪間)で行ってきた。年内は17日で終え、来春、全区間6キロを使った本格的な実験に乗り出す。

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