北陸新幹線・福井県内3駅のデザイン案

 2023年春の北陸新幹線敦賀開業に向け、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構は9日、福井県内4駅のうち芦原温泉(あわら市)と南越(仮称、越前市)、敦賀(敦賀市)の3駅舎のデザイン案について、それぞれの地元市に提示するとともに県にも報告した。駅舎ごとに3案ずつあり、地元市が17年度内に1案を選び同機構に推薦する。

 残る福井駅舎(福井市)の案についても、年内の提示を目指す。ほかの3駅舎と同様のスケジュールで推薦を受ける予定。

 この日提示された3駅舎のデザイン案は、それぞれの地元市が提案したデザインコンセプトに基づき作られた。コンセプトは、芦原温泉駅が「あわらの大地に湧き出る贅の駅」、南越駅が「伝統・文化を未来につなぐシンボルとしての駅」、敦賀駅が「空にうかぶ~自然に囲まれ、港を望む駅~」。

 同機構は、市側から推薦された案を軸に、17年度末までに基本デザインを固める。18年内には内装も含めた詳細な実施デザインを決定。19年度に工事に着手し、22年度の完成を目指す。

 同機構大阪支社の蓼沼慶正支社長が3市の市長を訪ねて案を示した。その後、県庁で西川一誠知事にも報告し「いずれもコンセプトにふさわしいと思う。地元の皆さんが納得できるよう個性的なデザインにした」と述べた。

 西川知事は「難しいことだが、福井駅も含めた4駅に統一感があり、さらに多様性もあるというのが一番いい」と指摘。「各市などと相談し、納得のいくようにしてほしい」と求めた。

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