(1)福井野菜のクリュディテ(2)セイコガニと福井野菜の冷たいカペッリーニ(3)ふくいサーモンと越前野菜のガレット(4)秋の福井野菜の天ぷら盛り合わせ(5)イノシシのソテー もみわかめと6種のスパイス(6)打ち豆カレー

 福井市は首都圏の飲食店で市内産の食材を使った料理を提供する「福井市フェア」を11月10日にスタートさせる。提供飲食店は、初めて実施した昨年の61店から104店と大幅に増加。食材の品目も充実させ、いっそうの販路拡大と継続的な取引につなげる。30日まで。

 市農政企画室によると、104店のうち新規参加店は58店。昨年開設した市東京事務所の精力的な営業活動が奏功した。食材の品目を、前年より11品目多い24品目に増やしたことも後押しした。

 食材は特に農産物を充実させた。そのかいあってか、市園芸センターが開発した特産サラダニンジン「きゃろふく」、砂丘地で栽培されている小カブ、美山地区の伝統野菜河内赤かぶらが人気。イノシシ肉や、酒かす入りの飼料で育てたブランド豚「黒龍吟醸豚」も要望が多かった。

 参加店は居酒屋、バー、中華料理店、イタリアンレストランなどで東京都内が中心。へしこチャーハン、秋の福井野菜の天ぷら盛り合わせ、セイコガニ姿盛り、打ち豆カレーといった各店が工夫を凝らした料理を提供する。参加店を2店舗訪れると、越前がに、コシヒカリともみワカメのセット、地酒とふくいサーモンなどが当たるキャンペーンも初めて行う。

 都内で行われる農産物販売イベントや、福井市のミニ物産展などでフェアをPRするほか、市が今年から募集を始めた応援隊400人超を通じて発信。地下鉄で15万部配布しているフリーペーパーにも情報を掲載した。

 昨年は、居酒屋チェーンの通常メニューに油揚げが採用され、販路開拓・継続取引に一定の成果を挙げた。市の担当者は「品目も強化し、いろんな福井市の食材を味わってもらえると思う。継続取引拡大を目指したい」と話している。

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