【10年前のきょう・2007年11月8日】大型クラゲ(エチゼンクラゲ)の本県沖への漂着数が十月下旬から急増、南越前町河野沖の定置網で八日、七千匹が網に入り、所有する河今定置網組合は今季の漁を打ち切ることを決めた。一網で七千匹に上る大量漂着は今季初めて。県内で漁を取りやめた組合は同町の糠定置網組合に続き二組合目となった。

 本県沖では十月下旬から嶺北の定置網に掛かるクラゲの数が千匹前後に急増。県機船底曳網漁業協同組合によると、クラゲの大量漂着に加えしけなどで網が破れるのを避けるため、複数ある定置網の一つを引き揚げる組合も相次ぎ、網数では河今組合で七つ目になる。

 河今組合の定置網では十一月に入ってから連日二千匹前後が漂着、七日には五千八百匹に達し、八日にはさらに増えたため今週中に網を引き揚げることを決めたとしている。

 県水産課は「潮流の影響で一カ所にまとまっていたものが漂着したようだ。今年の傾向では同一漁場で長期にわたる大量漂着はないとみられるが、今後も単発的にはありうる」とし、引き続き注意を呼び掛けている。

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