男子生徒が通っていた池田中=福井県池田町稲荷

 福井県議会の総務教育常任委員会は6日開かれ、池田中(同県池田町)で今年3月、当時2年の男子生徒が自殺した問題への対応などについて、県教委から説明を受けた。委員からは問題の背景に教員の多忙化を指摘する意見が上がり、同委員会として多忙化解消に関する意見を集約していくことを決めた。

 斉藤新緑委員長は委員会終了後、記者団の取材に「現場の教員から、生徒と向き合う時間がないという声がある。(生徒の自殺の再発防止に当たっては)多忙化が一番大きな問題ではないか」と述べた。その上で、28日に開会する県議会12月定例会の同委員会などで、教員の多忙化解消や福井県の教育行政の在り方について意見をまとめていく考えを示した。

 審議では冒頭、東村健治県教育長が男子生徒と遺族に哀悼の意を表した上で「(調査委員会の)報告書で自死の原因が学校、教員の不十分な生徒理解と不適切な指導とされたことは、誠に残念であり、教育に携わる者として重く受け止めている」と述べた。

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