会見で握手を交わす森下裕町長(左)と太田浩一社長=1日、福井県の若狭町役場

 福井県若狭町堤の工業団地「若狭テクノバレー」に新会社設立を決めた自動車用自動変速機部品開発製造・販売のアイシン・エィ・ダブリュ工業(本社越前市)の会見は1日、町役場で開かれた。太田浩一社長は2年後をめどに生産量を最大にし、従業員を300人程度まで増やしたいとした。

 同工業団地は1991年に分譲を開始。工場用地面積は約42ヘクタールで、全16区画に11企業が進出していた。しかし昨年6月に、団地最大約18万平方メートルの日本電気硝子(本社大津市)が、事業整理の一環で操業を休止。同12月末に閉鎖手続きを行った。

 同社は子会社の「エィ・ダブリュ工業・若狭」を今月設立する。来年5月から中国を中心に需要が高まるAT用トルクコンバーターを主力にクラッチ部品も製造する。既存の工場2棟に設備を導入し生産拠点とする。

 地元雇用について太田社長は会見で「県や町の協力を受けながら最大限努力する。人材育成を図り早期に会社を安定させたい」と話した。森下裕町長は「進出で町内雇用の拡大が図られる」と期待した。

関連記事
あわせて読みたい