福井県警福井署、県警捜査1課、機動捜査隊と三重県警の共同捜査班は、福井市内の司法書士事務所に侵入し現金などを盗んだとして建造物侵入、窃盗の疑いで今年5月に逮捕した大阪府寝屋川市生まれの住所不定、無職小濱修被告(48)=公判中=の捜査を終え、福井を含む17県で事務所荒らしなど68件、約974万円相当の被害を裏付けたと2日発表した。

 福井署によると、17県はすべて本州で東は福島県、西は山口県と広範囲に及ぶ。68件は2011年1月ごろから今年5月までで、夜から朝にかけて事務所などに侵入したとみられる。被害は現金が約700万円、物品が記念硬貨や財布、腕時計など約274万円相当。

 小濱被告は逮捕前まで長距離のトラック運転手をしており、福井地裁での公判では「配達のついでに、スマートフォンやタブレット端末の地図アプリを使って警備が甘そうな司法書士や行政書士、税理士などの事務所を下見し、窓ガラスをマイナスドライバーで割って侵入した」などと陳述。FX(外国為替証拠金取引)に投資した損失分の穴埋めや生活費のため、09年ごろから窃盗を繰り返していたと述べている。

 検察側は「常習的で悪質。再犯の恐れが大きい」と懲役4年を求刑している。判決公判は7日午前10時から。

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