【10年前のきょう・2007年11月3日】来春、福井県敦賀市でパネル展「人道の港 敦賀」を常設展示するのに合わせ、来訪者へのボランティアガイド育成を目指す「敦賀みなとの歴史検定対策講座」は三日、同市の生涯学習センターで開講した。第一回講座では、杉原千畝がユダヤ人難民に発行した「命のビザ」と敦賀港の関係などについて学んだ。

 敦賀港みなと観光交流促進協議会が開いた。この日は市内外から二十五人が出席。日本海地誌調査研究会の古江孝治・事務局長が「ユダヤ人難民と敦賀港」をテーマに講義した。

 古江事務局長は一九三九年、リトアニア日本領事館の領事代理に就いた杉原千畝の生い立ちを紹介。「千畝は父が望んだ医師試験を白紙で出した。これをしていなかったら、歴史物語はできていなかった」と話した。その上で、「ユダヤ人難民は敦賀だけでなく、下関など全国各地の港に降りている。ただ、敦賀に上陸したユダヤ人難民は、千畝が発行したビザによるものだ」と強調した。

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