日本学校農業クラブ全国大会の平板測量競技会で最優秀賞に輝いた福井農林高チーム=27日、福井市の同校

 岡山県で25、26の両日行われた第68回日本学校農業クラブ全国大会の平板測量競技会で、福井県代表の福井農林高チームが最優秀賞を獲得し、同校初の日本一に輝いた。同校によると、県勢としても1957年以来60年ぶりの快挙を成し遂げた。

 チームは、環境工学科2年の西藤樹生さん(17)、吉川裕介さん(17)、高原涼真さん(17)、仲保将翔さん(17)の4人。1年生から平板測量競技に取り組み、今年は5月中旬から同校のグラウンドで平日は始業前1時間、放課後2時間の特訓を続け、土日も練習を重ねた。7月の県大会を同校として9年ぶりに突破した。

 平板測量競技は、制限時間内に決められた六つの測点の位置や距離を測り、面積を求めたり、200分の1の縮尺図を作ったりして、作業の早さや面積、図面の正確さ、仕上がり具合を点数で競う。3人1組でポールや三脚、巻き尺などの器具を持って、それぞれの測点を分刻みで走り回りながら、図面上で誤差が0・5ミリを超えると減点される精密さを求められる。

 全国大会は「農業系高校の甲子園」と呼ばれ、平板測量競技会には各地の予選を勝ち抜いた49チームが出場した。吉川さんが「器具の点検から思うように体が動かなかった」と振り返るほど、初めての大舞台に緊張したという。

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