森下容疑者が輸入した疑いがあるマジックマッシュルームや栽培キット(左手前)=25日、福井県警鯖江署

 幻覚作用のあるキノコ「マジックマッシュルーム」や、危険ドラッグの原料を仮想通貨ビットコインで密輸したとして福井県警鯖江署と同県警組織犯罪対策課は、麻薬取締法違反(輸入)と医薬品医療機器法違反(輸入)の疑いで福井市、無職森下美穂容疑者(37)を逮捕したと25日、発表した。マジックマッシュルームの輸入容疑での逮捕は県内で初めて。

 同課によると、森下容疑者は「自分で使うために輸入した」と供述する一方、一部について「違法だと知らなかった」と否認している。

 逮捕容疑は7月31日、麻薬成分を含んだマジックマッシュルーム2種類計30グラムとその栽培キット、危険ドラッグ原料の指定薬物3グラムを輸入した疑い。

 同課によると、英語表記の販売サイトで、仮想通貨ビットコイン1万5千円相当分を使い、自宅に届くようオランダの会社に注文。国際郵便小包が7月31日、香港経由で関西国際空港に届いた。8月1日に中部国際空港に運ばれ、税関の検査で容疑が発覚、県警と大阪税関が調べていた。小包は「マッシュルーム栽培キット」「トリュフ」「乾燥ハーブ」名目で、脱法ハーブと栽培キットも入っていた。

 10月11日に森下容疑者を逮捕、自宅を捜索しパソコンやタブレット端末、脱法ハーブとみられる乾燥植物片など約120点を押収した。

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