【10年前のきょう・2007年10月26日】越前市ゆかりの紫式部が執筆した名作「源氏物語」について探究する第二十回源氏物語アカデミーは二十六日、市内のホテルで開幕した。「風土」を切り口に三日間、式部とかかわりのある地の散策や大学教授らの講義、宮廷料理による宴席などを行い、世界に影響を与えた王朝物語をひもとく。

 初日のこの日は、午後六時半から武生パレスホテルで開講式が行われた。全国から文学ファン約百人が参加。アカデミー監修者で同志社女子大の朧谷寿教授は「来年、源氏物語千年紀を迎えるが、アカデミーは二十年前から動き出しており、後世に残るような事業が行えたらと考えている。三日間楽しく学びたい」とあいさつした。

 続いて同教授が「王朝時代の京都」と題し講義を行い、平安京の貴族邸宅を解説した。集まった愛読者らは熱心に耳を傾け、都と地方とのしきたりの違いを学習していた。

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