台風により根っこから倒れた足羽川堤防のソメイヨシノ=23日、福井市桃園1丁目

 23日にかけて福井に最接近した台風21号の影響で、福井市の足羽川沿いの桜並木30本以上が倒れるなどの被害を受けた。市は堤防の遊歩道を当面通行止めとし、24日は倒木や折れた枝の撤去作業に追われた。倒木した場所に、再び植樹できるかは分からないという。

 木田橋から新明里橋までの左岸約2・2キロに植えられた約600本の桜並木は、「さくら名所100選の地」になっている観光名所。

 市おもてなし観光推進課によると、特に被害が大きかったのは九十九橋から新明里橋の間で、6本が根元から倒れて堤防沿いの市道をふさぎ、一時5カ所が通行止めとなった。民家に倒れかかったものも2本あり、雨どいが壊れたり、外壁が傷ついたりしたという。23日夕方までに市道をふさいだ倒木を処理。24日は枝や木を細かく裁断し撤去した。

 折れかけた枝や、折れて樹上に引っかかったままの枝があり危険なため、安全が確認できるまで数日間、遊歩道を通行止めとする。同課の担当者によると、河川法の規定により、桜を新たに植樹するのは難しいという。

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