投票箱に一票を投じる県内の有権者=22日、福井市中藤島公民館

 突然の解散、希望の党結成、野党第1党の分裂…。混沌としたまま22日の投票日を迎えた衆院選は、野党がまとまりを欠いた結果、与党に票が集まったが、福井県内の有権者からは「自民党がまだまし」という消極的な支持が垣間見えた。県内の投票率は前回50・0%を5・92ポイント上回ったものの、政治への期待、信頼は高まっていないようだ。

 与党圧勝に対し、長年の自民党支持者からは「教育無償化や北朝鮮問題に積極的に取り組むという安倍晋三首相の言葉を信じている」(坂井市の30代パート女性)、「森友、加計学園問題はあるが、やはり自民党が一番信頼できる」(越前市の60代会社員女性)などの声が上がった。

 一方、大野市の会社員男性(52)は「自民がベストというわけではないが安定感が決め手。現状より悪くならない方がいいという保守的な発想」と述べた。

 福井市の60代男性も「現状維持ならまだまし」と消極的に自民党を支持。「森友、加計学園問題で安倍首相への不信感はある」とくぎを刺し、今後の政権運営を注視したいとした。

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