U18女子ハンマー投げで優勝した渡邉ももこ=パロマ瑞穂スタジアム

 陸上のU20・U18日本選手権第2日は21日、名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで行われ、福井県勢はU18女子ハンマー投げの渡邉ももこ(敦賀高)が50メートル18の県高校新記録で優勝を飾った。

 U20女子三段跳びの宮本佳苗(同)は12メートル50の県高校新記録で3位入賞。U18男子円盤投げの奥村仁志(同)は45メートル41、U20男子棒高跳びで敦賀気比高出身の宮川泰明(日体大)は5メートル00でともに3位に入った。

 U18女子走り高跳びの蓑輪夢未(北陸高)は1メートル62で6位。U20女子ハンマー投げの原田ハルミ(敦賀高)は49メートル84で9位だった。

 ■渡邉ももこ、悪条件も攻めて県高新

 先輩の背中を追い、成長を遂げた。U18女子ハンマー投げの渡邉(敦賀高2年)が50メートル18の自己ベストで全国優勝。1学年上のチームメート原田が2年時には届かなかった50メートルを超え「自信になった」と声を弾ませた。

 2投目に47メートル88を出して8位以内を確実にすると「攻める気持ちになった」。今夏の全国高校総体(インターハイ)などで失敗を経験。悔しさを糧に練習を積み、蓄えた力を3投目に爆発させた。勢い十分のハンマーは初めて50メートルを超えた。

 「自分でも驚き」と言ったが、雨が降る悪条件下での記録。5投目にも50メートル17を出し、地力がついたことを証明した。

 渡邉の急成長は、今夏のインターハイで3位入賞した原田の存在が大きい。「練習の取り組み方が違う」と刺激を受けてきた。中山コーチも「(原田)ハルミがいたから今の(渡邉)ももこがある」と断言する。

 原田に続く50メートル超えを果たし、「まだいける感覚がある。55、56メートルを目指す」と渡邉。“伸びしろの塊”は「来年のインターハイで1番になる」と宣言した。

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