量販店近くの街頭でドライバーに手を振り、支持を訴える候補者ら=21日、福井市飯塚町

 衆院選の投開票日まであと1日となった21日、福井県内2小選挙区の6候補は最後の遊説に駆け回った。時折秋の冷たい雨が降る中、候補者は傘も差さずに街頭演説で支持を訴え、選挙カーから必死に手を振った。「最後のお願い」を終え、あとは有権者の審判を待つばかり。解散から3週間余りという超短期決戦が幕を下ろした。

 ■1区

 共産新人の金元幸枝候補は、多くの家族連れや若者らが出入りする福井市内の量販店の近くや住宅地を駆け回った。街頭演説では母親の目線で消費増税中止や憲法9条の大切さを訴えた。さらに「即時原発ゼロで事故の心配のない福井県と日本を子や孫に手渡そう」と声を振り絞った。

 自民前職の稲田朋美候補には夫と長男、長女が応援に駆け付け、家族総出で福井市中心部などを遊説した。デパート前などで街頭演説を繰り広げ「福井のおっかさんの代表として、女性がもっともっと働きやすくなるような政策を発信していく」などと力強く宣言していた。

 希望新人の鈴木宏治候補も福井市内を走り回り、街頭演説を繰り返した。西武福井店前では「傲慢(ごうまん)な自民党政治にお灸(きゅう)を据えよう。これからは自民ではない選択肢が必要。全国から注目される1区。福井の名誉のために負けるわけにはいかない。地方を再生したい」と力を込めた。

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