商工中金の安達健祐社長(左)、稲垣光隆副社長

 商工中金の不正融資問題を巡り、代表権を持つ安達健祐社長と副社長2人の代表取締役3人全員が引責辞任する見通しとなったことが19日、分かった。商工中金は不正融資に加え、実施している統計調査でも不正が発覚するなど、ずさんな体質が改めて露呈しており、経営陣の一新が不可避と判断した。

 退任する見通しとなったのは、経済産業省出身の安達社長と財務省出身の稲垣光隆副社長、菊地慶幸副社長。これ以外の経営幹部も辞任する可能性がある。後任社長は民間出身者を軸に選定を進める。

 商工中金は危機対応融資に関する全店調査の結果や役職員への処分を今月下旬にも発表、再発防止策も公表する。

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