飛び込み台や水中からスタートする選手=福井市の県営プール

 全国障害者スポーツ大会個人競技の水泳は、自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライのそれぞれの泳法で25メートルと50メートルで競う。200メートルリレー、200メートルメドレーリレーもある。障害区分は▽肢体▽視覚▽聴覚▽知的―の四つ。さらに男女別、年代別に分かれて順位を争う。

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 健常者の水泳競技との大きな違いはスタート。肢体障害の区分によって飛び込み台からではなく、プールに入った状態で泳ぎ始める。

 聴覚障害のある選手はスタートの合図が聞き取れないため、スターターは身ぶりを加えて「用意」や「スタート」を合図する。ピストルの先はスタートの合図でフラッシュが光るようになっており、その光を見て飛び込む選手もいる。

 スターターのそばに「用意」と電光掲示板が置かれる場合や、飛び込み台の下にスタートを知らせるシグナルランプが設置される大会もある。来年の福井大会ではシグナルランプの設置を検討している。

 視覚障害の選手には、ターンやゴールを知らせるためにスポンジの付いた棒で頭をタッチし、プールの壁の位置を知らせる。

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 来年の福井大会での活躍に向け、水泳競技で県が認定している選手「チームふくいアスリート」は21人。福井市の県営水泳場を主な拠点に、週5日のペースで泳ぎ込み中心の練習をこなしている。身体と知的の障害者選手が一緒に練習しているのは全国でも珍しいという。

 県水泳連盟障がい者委員長で、強化に当たる鴨田忍さんは「福井大会にベストの状態で臨めるように準備する」とした上で「力のある選手が多いので、2020年東京パラリンピックなど、福井大会の先も見据えた強化を進めたい」としている。

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