奈良俊幸氏(右)、大久保恵子氏(左)

 福井新聞社は22日に投票が行われる福井県越前市長選について、有権者の動向を探るため15、16の両日、電話による世論調査を行った。取材で得た情報を加味し総合的に分析した結果、序盤戦は現職の奈良俊幸候補(55)がリードし、新人で元市議の大久保恵子候補(66)が追う展開となっている。ただ、意中の候補を明確に決めていない有権者が5割近くおり、終盤にかけて情勢が変わる可能性がある。

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 調査結果によると、市長選に「関心がある」と答えた人は「大いに」「ある程度」を合わせて7割近く。投票に「必ず」「できるだけ」行く人も9割に達した。ただ関心は若い層ほど低下し、30代以下は「あまりない」「まったくない」が3分の1を占めた。

 奈良候補は男女とも支持を集め、全世代に浸透、特に70代以上で強さを示している。大久保候補は60代に食い込んでいる。一方、意中の候補を「まだ決めていない」人は38・8%。「分からない・無回答」の有権者を加えると47・6%に上った。40代では6割を超え、30代以下と50代でも投票先を決めている人の割合と拮抗(きっこう)している。

 市長を選ぶポイントとしては「政策や公約」が27・8%で最も多く、「経験や実績」25・0%、「人物や人柄」20・5%が続いた。70歳以上が「人物」、50代以下で「政策」を重視する傾向が出た。

 【調査の方法】越前市内の有権者を対象に、コンピューターで無作為抽出した電話番号にかけるRDD方式で実施。告示日の15日と翌16日の2日間、調査員が個別に電話して回答を求めた。18~39歳、40~49歳、50~59歳、60~69歳、70歳以上の男女それぞれ40人、計400人から回答を得た。

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