17日、イラク・キルクーク郊外のイラク軍部隊(ロイター=共同)

 【カイロ共同】イラク北部のクルド自治政府の治安部隊ペシュメルガは17日、北部シンジャールや中部ディヤラ州ハナキンなど自治区外で実効支配していた地域から全面撤退した。中央政府は油田地帯キルクークに続き、主要な地域を取り戻した。

 自治政府が9月に強行した独立住民投票を契機に、憲法違反として独立交渉を認めない中央政府との間で軍事衝突の懸念が高まっていた。15日夜に進軍したイラク軍との本格対決を避けるため、ペシュメルガは実効支配地域を明け渡した。

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