必死で綱を引く橋本市長(中央)率いる越前の国=15日、福井県あわら市の越前加賀県境の館前

あわら市側に移動された県境モニュメント=15日、福井県あわら市吉崎2丁目の越前加賀県境の館前

 福井県あわら市の「越前の国」と石川県加賀市の「加賀の国」が“県境”を懸けた「第3回鹿島の森伝説越前・加賀県境綱引き」は15日、両市にまたがる越前加賀県境の館前で開かれた。越前の国は敗れ、“領地”を1メートル奪われた。

 越前の男神と加賀の女神が、北潟湖の鹿島の森をめぐり綱引きをしたとの神話にちなみ、両市民が2015年から開催。昨年まで1勝1敗で県境は元の位置に戻っていた。

 今回は両市の小学、中学、一般から計25チーム約250人が出場。男神に扮(ふん)した橋本達也あわら市長と、女神に扮した宮元陸加賀市長がそれぞれ率いる選抜チームの勝負と合わせて競った。

 越前の国は小学、中学、一般の勝負で先行され、選抜チームによる「神話綱引き」での逆転を目指した。越前の国はここで3勝すれば勝利で、2連勝したが、あと1勝に手が届かなかった。橋本市長は「来年こそは負けられない」と領地奪還を誓った。

 決戦後、同館にある県境モニュメントはあわら市側に1メートル移動された。

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