小型機の一部とみられる部分=15日午後5時15分ごろ、福井県坂井市春江町正善から撮影

 15日午後3時40分ごろ、福井市小尉町(こじょうちょう)の九頭竜川の水面に、小型機が不時着した。

 福井県警によると、小型機には男性4人が乗っており、市内の病院に搬送されたが全員けがはなかった。直前に操縦士が中部空港の管制官に「エンジントラブルが起きた」と緊急連絡しており、同県警が詳しい経緯を調べている。

 国土交通省は同日、大きな事故につながりかねない重大インシデントと認定。運輸安全委員会が16日に航空事故調査官2人を現地に派遣する。

 同県警によると、操縦していたのは福井市の医師(66)で、他に同市の72歳と74歳の男性、石川県加賀市の男性(63)が乗っていた。不時着後、4人は自力で機体から脱出し、約10メートル離れた岸までたどり着き、福井県の防災ヘリコプターで堤防まで引き上げられた後、救急車で搬送された。機体は尾翼の一部を残して沈んだ。

 小型機は単発プロペラ機のビーチクラフトA36。同日午後1時10分に山形県の庄内空港を離陸し、午後1時43分に給油のため新潟空港に着陸。約40分後に同空港を離陸し、福井空港に向かっていた。福井空港には午後5時前に着陸予定だった。

関連記事
あわせて読みたい