職人の手で仕上げられていく来年の干支「戌」のカレンダー=13日、福井県越前市の山次製紙所

 福井県越前市大滝町の山次製紙所で、来年の干支(えと)、戌(いぬ)にちなんだデザインの越前和紙のカレンダー作りがピークを迎えている。職人の手作業により、温かみのある色鮮やかな絵柄が次々と出来上がっている。

 同製紙所は約30年間、干支にちなんだカレンダーを製作している。今年は8月中旬から作業を始めた。大きさは縦70センチ、横45センチで、ベースとなる黒く染めた紙と絵柄の紙を漉(す)き合わせて作る。

 絵柄は2種類あり、13日は土佐犬が描かれた紙を漉いた。2人一組で職人が作業を行い、色分けのための金型に赤や白、紫など8色の和紙の原料を手際よく流し込んでいた。

 11月末までに約5千枚を製作。企業名を入れ、お歳暮などとして使われることが多いという。一般向けにも販売している。

 
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