福井県高浜町選管が誤って2重交付した投票所入場券の見本。はがき表面(左)に印字ミスした分も併せて発送したらしい

 福井県高浜町選挙管理委員会は12日、衆院選の投票所入場券はがきについて、最大で248人に対し誤って2枚ずつの重複交付したと発表した。印字ミスした分を廃棄せず、枚数確認が不十分なまま発送したのが原因。同選管は重複分を回収するか廃棄してもらうよう周知し、投票所で厳格に名簿チェックして重複投票にならないようにする方針。

 11日夕、同選管に有権者から電話で問い合わせがあり発覚。その後、「10、11日にかけて入場券が2枚届いた」という指摘が5件程度寄せられたという。入場券はがきは有権者に1通ずつ郵送するもので、投票券は付いていない。

 町選管によると衆院が解散した9月28日、職員がはがきの印字作業を行った。A4サイズの用紙に4人分ずつ、有権者の宛先などを印字した際、ミスプリント分を廃棄せず、はがきサイズに裁断。再印刷した分と混ぜたまま、10月7日に郵便局に持ち込んだ。

 印刷機の操作履歴から、重複交付は最大で248人分と判明した。対象者は高浜公民館が投票所の第4投票区で、9日現在の選挙人名簿登録者数は1808人。誰に重複送付されたかは把握できないという。

 同選管は有線放送で対象地域におわび告知を流しているほか、対象者に電話で説明に当たっている。同選管の浜川和彦委員長は「選挙事務の信頼を損ね、おわび申し上げる」などとのコメントを出した。

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