家族連れら大勢でにぎわった菊人形会場=8日、福井県越前市

 日本有数の菊花の祭典「2017たけふ菊人形」(福井新聞社共催)は8日、開幕後初の日曜を迎えた。からりと晴れた行楽日和で、会場の武生中央公園(福井県越前市)は親子連れらで大にぎわい。菊人形館の展示や、サンバパレードなどイベントを堪能した。

 同市出身の絵本作家かこさとしさんが監修した「だるまちゃん広場」と一体的に楽しめるように今年は初めて入場を無料にした。爽やかな秋晴れも手伝って大勢の来場者があり、マスコットキャラクター「きくりん」のオブジェ前では友人グループらが記念写真を撮っていた。観覧車やミニトレインなど有料の遊具には、子どもたちの行列も。主催者のまつり実行委員会は「1万人ほど訪れたのでは。最近10年余りで1番多いと思う」と喜んだ。

 菊人形館は「菊花絵巻 井伊直虎」をテーマに、戦国を生き抜いた女城主の生涯を6景27体で表現。記念撮影ポイントや照明の色が変わる仕掛けなどがあり、福井市から家族6人で訪れた鈴木秀治さん(45)は「例年より華やか。写真を撮りながら楽しく回りました」と話した。

 今年は週末の食イベントも充実させ、この日はブラジルフェスティバルを開催した。「パステル」と呼ばれるギョーザのような軽食やピザ、ソーセージなどの販売ブースが並んだ。また、サンバダンサーが会場内をパレードし、にぎやかなダンスと音楽に、来場者は笑顔でカメラを構えていた。

 9日は市内外のパン店10店舗が集まる「パンフェス」と丹南地区の伝統工芸品購入、ものづくり体験ができる「クラフトマルシェ」がある。同公園の駐車場のほか、日曜、祝日に限り会場と福井村田製作所(岡本町)を結ぶ無料のシャトルバスを利用できる。

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