大久保恵子氏

 元福井県越前市議会議員の大久保恵子氏(66)は5日、任期満了に伴う同市長選(15日告示、22日投開票)への立候補を正式に表明した。

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 同市塚町の事務所で記者会見した大久保氏は、前回市長選に続き出馬を決意した理由に関し「元気な越前市を取り戻したい。そのためには市政を市民の手に取り戻さなければならないという、やむにやまれぬ思いから」と述べた。

 争点について「行政手法の問題だ」と述べ、新庁舎建設地から出土した石垣の保存に関する市の対応などを批判。情報公開を徹底し、議会・市民との議論を尽くし、説明責任を果たしたいとした。

 公約として▽市政を市民の手に▽市民の暮らしやまちづくりをお手伝いする市役所・職員を支える市長▽箱モノ行政の打破▽自らが身を切る改革姿勢―の4項目を挙げた。具体的には、多文化共生推進室の創設、1500年の歴史と文化・伝統を生かしたまちづくりの推進、市長の退職金返上・報酬の2分の1カット、小学校給食無償化の検討などに取り組むとした。

 女性からの支援に手応えを感じており、旧武生市、旧今立町の元首長も世話人会に名を連ねているとし「支援の輪は確実に広がっていると思う」と述べた。

 市長選には現職の奈良俊幸氏(55)が4選を目指して出馬表明しており、前回と同様、両者の一騎打ちとなる公算が大きくなった。

 大久保氏は大妻女子大卒。1998年、旧武生市議に初当選した。越前市議2期目途中の2013年に同市長選に出馬したが、奈良氏に敗れた。

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