野田富久氏

 衆院選福井1区からの出馬を表明していた福井県議会議員(県議)の野田富久氏(70)が5日、立候補を断念した。福井県教育センター(福井市)で開かれた民進党県連幹事会で意向を伝え、了承された。

 野田氏が公認申請していた希望の党は4日、元県議の鈴木宏治氏(43)を公認した。野田氏は立憲民主党からの出馬も模索したが、最終的に関係者からの候補者一本化の要請に応えた。鈴木氏は6日に会見を開き、正式に出馬を表明する方針。

 野田氏は会合後の記者会見で、「(一本化により)安倍政権を引きずり下ろすとの一点で有権者、国民の理解をいただきたい」と出馬断念をわびた。混乱の責任を取り、民進党県連の役職辞任と除籍を検討すると述べた。

 野田氏は県連の選対委員長を務め、1区の候補者選定に当たった。だが、擁立は難航し「2回連続の不戦敗は許されない」として先月29日に立候補を正式表明していた。

 福井1区には、自民党前職の稲田朋美氏(58)、共産党新人の金元幸枝氏(59)が出馬を予定している。

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