沿道の声援に応えながら力走する猫ひろしさん=1日、福井市の福井運動公園

 リオ五輪マラソンにカンボジア代表として出場したタレント猫ひろしさん(40)が、福井マラソンのゲストを務めた。県都をオリンピアンならではの走りで駆け抜けつつ、「頑張れ」とハイタッチで勇気づける応援、持ちネタ「ニャー」でポーズをとるファンサービスと“猫奮迅”の活躍。40歳の“ランニャー”は、40回目の節目を迎えた大会を全力で盛り上げた。

 開会式でステージに上ると、持ちネタ「ニャー」を連呼。来場者に「猫ひろし」コールを要求し盛り上げた。5キロの部でスターターを務め、「ニャー」「昇竜拳!」などのギャグで送り出した後、最後尾から出走。マラソンは「大好物、大好きなもの。にゃくてはにゃらにゃいもの」と、3千人近いランナーをぐんぐん追い抜く「ネコまっしぐら」の走りでオリンピアンらしさを見せた。

 フィニッシュ地点付近では何度もコースを往復し、「もう少し!」「頑張れ」とタッチを交わしながら、多くのランナーを勇気づけた。会社の仲間と走った川中大地さん(28)=福井市=は「必死だった」最終盤で猫さんのタッチを受け、「元気になった」と振り返った。

 走り終えた猫さんは「僕はランナーでも、芸人でもなく“ランニャー”。走ることでも応援でも盛り上げたいと頑張りました」と汗を拭った。「本当に多くの老若男ニャーが走っていて40回の歴史を感じました。沿道の人も温かかった。福井マラソンを走らせてもらえて最高でした」とにっこり。「(前日に食べた)福井ポークも最高でした。ニャー!」と福井の思い出も語った。

 東京五輪に向けては「母国の日本開催が決まったのはカンボジア人になってから。僕のためにあるんじゃないか、との気持ちでいる」と思いを吐露。「(開催時は)43歳になるので猫だったら1回死んでいるくらいの年齢。どうなるか分からないが、走っていたら僕も挑戦するので応援してください」と力を込めた。

  ×  ×  ×

【福井マラソンの写真は10/5公開!「Web写真館」

関連記事
あわせて読みたい