ミルクをごくごく飲むリスの子ども=27日、福井県大野市の県自然保護センター

 ニホンリスの子どもが福井県自然保護センター(大野市)で保護されている。小さな手で赤ちゃんのようにほ乳瓶を押さえたりナッツをつかんだりと、愛らしいしぐさで職員をとりこにしている。27日、授乳時間に合わせて一般公開を始めた。

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 福井市の文殊山登山口で23日、衰弱して地面にうずくまっているのを同市内の女性が見つけ、センターに届けた。体長10センチ、体重61グラム。生後2カ月程度とみられ、ちょうど親離れする時期という。

 犬用の粉ミルクやナッツ類を与えられ、今ではすっかりと元気になった。傷病鳥獣担当の伴紀好さんは「1日でも遅れたら死んでいたかもしれない。よく生きてくれたね」と目を細める。今後、野生に戻すことを目指す。

 授乳は午前10時と午後2時。センターでは「リスは人里近い場所にも住んでいる。かわいいしぐさや息づかいを間近で感じ、身近な自然にも守るべき命があることを知ってほしい」と話している。

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