イラク北部キルクークで投票した後、通りで祝う人々=25日(ゲッティ=共同)

 【アルビル(イラク北部)共同】イラク北部クルド自治政府が25日に強行した独立の是非を問う住民投票で、投票管理委員会の幹部は26日、共同通信の取材に対し、賛成票が「90%前後になるとみられる」と述べ、圧倒的多数を占めたことを明らかにした。迫害の歴史を持つ少数民族クルド人悲願の「国家樹立」に向けた意思が、公に示されることが確定的となった。

 自治政府は結果を基に独立交渉を進展させたい意向だが、住民投票に法的拘束力はなく中央政府は拒否する方針。クルド人住民を抱え独立機運の波及を警戒する周辺国も投票に反発を強めており、地域の緊張と不安定化への懸念が高まっている。

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