北陸電力は25日、2017年9月中間決算の業績予想を発表した。連結の売上高は前年同期比8%増の2840億円、営業利益は同35%減の70億円、経常利益は同69%減の20億円、純利益は同88%減の5億円を見込んだ。増収ながら大幅な減益の見通しとなり、中間配当は1980年以来37年ぶりの無配予想とした。

 敦賀火力発電所2号機(福井県敦賀市)など大型石炭火力発電所の定期点検の長期化に伴い、石油火力発電所の稼働が増えて燃料費が増加。老朽化した設備の修繕費が増えたこともあり、利益面は大きく落ち込む予想となった。単体の経常利益、純利益はゼロとなる見通し。中間決算としては、燃料費高騰により経常赤字となった2008年以来の厳しい業績となる。

 通期の利益と期末配当の予想は、需給状況の見通しが不透明なため、引き続き未定とした。

 福井市の県繊協ビルで会見した佐々木輝明・執行役員福井支店長は「引き続き厳しい状況だが、全社一丸となって経営効率化に取り組んでいきたい」と話した。

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