第139回北信越高校野球福井県大会決勝・金津―坂井 延長10回表金津2死二塁、高桑篤耶が勝ち越しの2ランを放ちガッツポーズする=24日、福井県営球場

 【第139回北信越地区高校野球福井県大会決勝・金津8―6坂井】

 “金津旋風”が、秋晴れの球場を駆け抜けた。ノーシードから勝ち上がり、春秋通じて初の坂井地区同士の決勝を制した金津ナインは、創部初めて、マウンド上で輪をつくり拳を突き上げた。中橋朋希主将は「言葉にならない。正直ここまでこられるとは思っていなかった」。齋藤滋監督も「応援の方々のおかげ」と目を潤ませた。

 試合を決めたのは主砲高桑篤耶の一振りだった。延長十回2死二塁。2ボール1ストライクからの4球目。乾いた打球音とともにはじき返された白球は、左翼スタンドの最上部に突き刺さった。勝ち越しの2点本塁打。「打った瞬間いったと思った。気持ちよかった」。勝利の立役者は白い歯をのぞかせた。

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