学校施設で用便中の男子高校生6人の動画を盗撮し、会員制交流サイト(SNS)で拡散させようとしたとして、福井県警福井署と同福井南署、県警少年女性安全課は21日、建造物侵入と児童買春・ポルノ禁止法違反(製造、提供目的所持)の疑いで福井市、アルバイト従業員木村凌哉容疑者(21)を逮捕した。

 逮捕容疑は4月中旬から6月上旬にかけての日中に計4回、福井市内の二つの学校施設の男子トイレに盗撮目的で侵入し、個室で用便中の当時15~17歳の男子高校生6人の動画をスマートフォンで撮影、動画をツイッターで不特定者に提供する目的で所持した疑い。

 県警は常習性があるとみて、ツイッターのやりとりなどを調べている。

 同課によると、木村容疑者は男子トイレの個室に忍び込み、隣の個室の和式トイレを使用中の男子高校生を、仕切り板の隙間から盗撮していたらしい。6月上旬、男子高校生が盗撮に気付き、容疑が浮上。警察がスマートフォンを任意で提出させ、詳しく解析したところ動画が見つかった。

 福井県教委によると、現場2カ所のうち少なくとも一つは県立高校。スポーツ競技大会開催中の被害で、木村容疑者は応援する一般の観客に紛れ込んで校内に侵入したとみられる。県教委は「大会の開催により不特定多数の人が校内に入る場合は、主催者による安全管理を引き続きお願いしていく」とコメントした。

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