映画を紹介する図書館の展示棚について教員や司書から説明を受ける浜辺美波さん(右)=15日、福井県立鯖江高

 映画「君の膵臓をたべたい」を紹介する図書館の棚づくりコンテストで福井県立鯖江高の図書館が最優秀賞に選ばれ、ヒロインを演じた女優浜辺美波さんが15日、同校を訪れた。図書館を見学し、生徒たちとも交流。思わぬ“サプライズ”に学校中が沸いた。

 映画はベストセラーとなった同名小説の実写版で県内でも上映中。浜辺さん演じる重い膵臓病を患った女子高生の闘病日記をクラスメートが見つけ、心通わせていくストーリー。図書館が舞台の一つとして描かれていることにちなみ、配給会社の東宝が映画を紹介する展示棚のコンテストを催した。

 鯖江高の展示棚は小説の表紙絵のモデルとなった足羽川の桜並木をモチーフに花がちりばめられており、小説を読んだ生徒たちの感想コメントも紹介。映画の舞台やキーワードに関連する本が20冊以上並べられている。全国から寄せられた67作品の中から最優秀賞に選ばれた。

 同校を訪れた浜辺さんは図書館で棚の飾り付けをした図書担当の教員山本千絵さんらから説明を受け、「私自身、読みたくなる本ばかりですごくうれしい」と笑顔を見せた。山本さんも映画を3回見たほどの大ファンで「今後も生徒たちが利用したくなる図書館運営に励みたい」と興奮気味に話していた。

 この後、全校集会にも登場。生徒たちには事前に知らされておらず、浜辺さんの姿を見ると大歓声が響きわたった。映画を見た生徒たちとのトークなどがにぎやかに繰り広げられた。生徒を代表し、出演俳優のサイン入りポスターを受け取った生徒は「目が合うだけでやばかった。泣きたくなるぐらいうれしい」と感動しきりだった。

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