漆器業者らが手掛けた巨大おわん=12日、福井県鯖江市河和田町

 一寸法師気分で記念撮影を―。16、17の両日、福井県鯖江市河和田地区で開かれる「河和田くらしの祭典」で人がすっぽり入るサイズの巨大おわんがお目見えする。中に入って写真を撮ることができ、フォトスポットとして人気を集めそうだ。

 地元の漆器業者ら5人が8月中旬から制作してきた。直径約170センチ、高さ80センチ。発泡スチロールで形を作り、その上に越前和紙を張った。さらに「布着せ」と呼ばれる漆器作りの技法で布を張り、強度を高めた。外側は黒、内側は朱色にウレタン塗装を施した。

 一寸法師が刀代わりに使っていた針と、おわんをこぐのに使った箸も木材を使って再現した。祭典期間中、「中道アート」会場の河和田町内の中道通り沿いに設置される。

 制作に携わった山田一典さん(47)は「こんなに大きなおわんを作ったのは初めてだが、きれいな形に仕上がった。それに大人が乗れるくらい丈夫」と自賛し、大勢の来場に期待を寄せている。

 なお、台風の接近で影響を受けると見られる「河和田くらしの祭典」の開催状況は、16日は予定通り開かれ、17日は16日午後3時ごろをめどに判断することになっている。17日の有無は鯖江市のホームページなどで通知する。

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