ハブの生息調査のため、沖縄県衛生環境研究所や粟国村の職員が置いた捕獲わな=7日、沖縄・粟国島(沖縄タイムス社提供)

 沖縄県は4日、ハブがいないとされている粟国島(あぐにじま)で、ハブが発見されたと発表した。粟国島でハブが発見されたのは初めて。県は現地で生息調査に乗り出した。

 ⇒沖縄のニュースは「沖縄タイムス+プラス」

 県保健医療部によると、2日午後2時ごろ、粟国村東のコンクリート再生処理場で作業をしていた男性がパワーショベルを操作中に見慣れない蛇を発見。そのままパワーショベルのバケット部分で蛇をすくい、村役場に連絡したという。

 ハブは村役場で保管されていたが、4日午前に死んでいるのが確認された。同日午後、県衛生環境研究所(うるま市)に運ばれ、全長約1メートルの雌のハブと認定し、大きさから2、3歳と推定している。

 同部の担当者は「船の貨物などに紛れて侵入したり、誰かに持ち込まれたりした可能性が高い」と説明した。

 村職員の男性は「びっくりした。ハブを見慣れた人は平気かもしれないが、粟国島民にとっては衝撃的なニュース。少し恐怖心もある」と不安を口にした。

 粟国島出身の男性(那覇市)は「神の島だからハブはいないと親から聞かされ育ってきた。誇りに思っていたのに、とてもショック」と驚きを隠せない様子だった。(沖縄タイムス社提供)

関連記事
あわせて読みたい