立野峡谷の柱状節理=2015年12月撮影、熊本県南阿蘇村(市民団体提供)

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界ジオパーク」に指定されている熊本県・阿蘇の立野峡谷(南阿蘇村)で、阿蘇山の溶岩でできた「柱状節理」が、国が行う熊本地震の復興工事で壊されていたことが14日、国土交通省熊本復興事務所や県への取材で分かった。

 柱状節理は、溶岩が凝固する際にできる柱状の割れ目で、その景観が魅力となっている。

 熊本復興事務所によると、崩落した阿蘇大橋を架け替えるための工事用道路新設の際、柱状節理を含む岸を削った。県によると、国側から橋を架け替える場所や道路新設工事の説明があり、柱状節理が削られる可能性も認識していたとしている。

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