今春開幕したプロ野球独立リーグ「北信越ベースボール・チャレンジ・リーグ(BCL)」への加盟を目指し、福井県民プロ野球球団の設立に向けた発起人会が十五日、福井県越前市内のホテルで開かれた。十月に設立準備委員会を設置、十二月に県内初のプロスポーツチームとなる県民球団が誕生する。


 発起人会には、北信越BCLの理念「野球による地域活性化」に賛同した県内の経営者、少年野球関係者ら約120人が出席。準備を進めてきた有志グループが、球団設立の趣旨、組織体制や収支予算の計画などを説明した。出資や後援会活動などの協力も呼び掛けた。


 今後は十月中旬に設立準備委員会を設置し、球団の代表、役員らを決める。球団は個人、企業から8000万円を目標に出資金を募り、株式会社として十二月中旬の設立を目指す。チーム名は公募で決める。


 監督はセ・パ12球団の選手経験者を中心に人選し、十一月末までに決めたいとしている。選手は十一月にリーグが本県などで入団テストを実施、合格者がドラフト会議を経て、来季から参入する本県と群馬の両球団に加入する。選手の上限は25人。現存4球団の解雇選手の補充も行われる。


 発起人有志の一人、小林範雄・福井ヤナセ社長は「本県は野球に対する情熱が強い。地域活性化に貢献する球団、家族で楽しめる球場を実現したい」と話している。


 発起人会では、代表の酒井哲夫・前福井市長が「来年四月には県民の喜び、誇りとなる新球団がリーグに参加できるよう、皆さんの協力をお願いしたい」とあいさつ。越前市の奈良俊幸市長も激励の言葉を述べた。石川の金森栄治監督(元西武など)がビデオレターで「来季は皆さんと、地域を沸かせる戦いができることを期待しています」と激励メッセージを寄せた。


 北信越BCLは石川、富山、新潟、長野4県の球団で四月に開幕、十月中旬まで各72試合のリーグ戦を行っている。

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