福井市内の県道で12日夜に起きたひき逃げ死亡事件で、福井署と県警自動車警ら隊は13日、自動車運転処罰法違反(過失致死)とひき逃げの疑いで同市、日本墨書会名誉会長で会社役員西山忠男容疑者(82)=雅号・隆崖=を逮捕した。同署によると「何かに乗り上げたが人とは分からなかった」と容疑を一部否認している。死亡した男性は同市のアルバイト従業員服部三郎さん(74)と判明した。

 西山容疑者は1987年、日本墨書会会長に就任、2012年から名誉会長。03年に福井県文化賞を受賞している。

 逮捕容疑は12日午後8時40ごろ、同市水越1丁目の県道で乗用車を運転、路上に倒れていた服部さんをひいて心破裂と肺挫傷で死亡させ、そのまま逃げた疑い。

 同署によると、後続の車の運転者らが目撃し、車の色や形、ナンバーの一部を覚えていた。自動車警ら隊員が西山容疑者の自宅近くで車を発見した。

 現場近くの飲食店によると、服部さんは直前までこの店で40分ほど飲酒していたが、それほど酔った様子はなかったという。同署は服部さんが路上に倒れていた経緯などを調べている。

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